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フリーダイヤルの料金|月額・通話料と誰が払うか【2026年】

フリーダイヤル(0120・0800)の通話料は、かけた人ではなく受ける会社が払います。NTTの公式料金をもとに、月額・工事費・固定と携帯からの通話料、月100件の試算、携帯からの電話が高くつく理由と抑え方をまとめました。

フリーダイヤルの料金 月額・通話料の見方
この記事の目次
  1. 01結論:月額+「受けた分の通話料」がかかります
  2. 02フリーダイヤルの料金は誰が払う?
  3. 03NTTドコモビジネス「フリーダイヤル」の料金
  4. 04携帯電話からの電話は、固定電話の約10倍かかります
  5. 05月にいくらかかる?100件の試算
  6. 06フリーダイヤルの費用を抑える方法
  7. 07NTT東日本の0800(フリーアクセス・ひかりワイド)
  8. 08フリーダイヤルを取るまでの流れ
  9. 09よくある質問
  10. 10まとめ

この記事でわかること

  • フリーダイヤルの通話料を払うのは誰か
  • 月額・通話料と、月100件の試算
  • 費用を抑える方法

フリーダイヤル(0120・0800)は、かけた人は無料で、通話料は電話を受ける会社が払うしくみです。正式には「着信課金」と呼ばれます。

この記事は、問い合わせ窓口に0120を置こうか考えている会社向けに、毎月いくらかかるのかを公式の料金だけで計算します。料金は2026年10月30日に各社の公式ページで確認したものです。


結論:月額+「受けた分の通話料」がかかります

フリーダイヤルの費用は、次の3つです。

費用 いつ NTTドコモビジネスの場合(税込)
番号の設定工事費 最初の1回 1,540円/番号
月額利用料 毎月 2,200円/番号(プラン1)
通話料 受けた分だけ 固定電話から9.35円/180秒、携帯電話から11円/20秒

いちばん大きく変わるのは通話料です。そして通話料は、お客様が携帯電話からかけてくるか、固定電話からかけてくるかで大きく違います。


フリーダイヤルの料金は誰が払う?

払うのは、フリーダイヤルを契約している会社(受ける側)です。 かけた人には通話料がかかりません。携帯電話からかけても同じです。

似た番号に「ナビダイヤル(0570)」がありますが、こちらは逆で、かけた人が通話料を払います。

番号 通話料を払う人 かけた人の負担
0120・0800(フリーダイヤル) 受ける会社 無料
0570(ナビダイヤル) かけた人 携帯から22円/30秒、固定から9.35円/180秒(税込)。携帯のかけ放題の対象外
03・052・050など かけた人 契約しているプランの通話料

ナビダイヤルの金額はNTTドコモビジネスの公式料金です(出典:ナビダイヤル 料金)。

0120と0800は、どちらもフリーダイヤルの番号です。かけた人が無料で、受ける会社が払うしくみは同じです。


NTTドコモビジネス「フリーダイヤル」の料金

「フリーダイヤル」はNTTドコモビジネス(旧NTTコミュニケーションズ)のサービス名です。他の会社も「フリーコール」などの名前で、同じしくみのサービスを出しています。NTTドコモビジネスの公式の料金は次のとおりです(出典:フリーダイヤル 料金)。

月額と工事費

項目 税込 単位
月額利用料 プラン1 2,200円 番号ごと
月額利用料 プラン2 1,100円 契約回線数ごと
サービス番号設定工事費 1,540円 番号ごと(最初の1回)

プラン2は「つないでいる回線の数」で決まるので、回線が3本以上ならプラン1のほうが安いと公式に書かれています。

このほかに、電話番号ごとにユニバーサルサービス料(2.2円/番号・月)と電話リレーサービス料(1.1円/番号・月)がかかります(税込。出典:NTTドコモビジネス ユニバーサルサービス料)。どちらも定期的に見直されます。

通話料(受ける会社が払う分)

2023年11月から、距離や時間帯に関係なく全国一律になりました。

かけてきた電話 一般の電話回線で契約 ドコモビジネスのIP電話回線で契約
固定電話から 9.35円/180秒 8.8円/180秒
携帯電話から 11円/20秒 17.6円/60秒
公衆電話から 33円/60秒 29.7円/60秒

すべて税込です。同じ携帯電話からの着信でも、どの回線で契約するかで1分あたりの料金が33円と17.6円に分かれます。

開通までの日数

公式には、申し込みから通常5営業日で、訪問工事はありません(出典:フリーダイヤル)。


携帯電話からの電話は、固定電話の約10倍かかります

1分あたりに直すと、差がはっきりします(一般の電話回線で契約した場合、税込)。

かけてきた電話 1分あたり
固定電話から 約3.1円(9.35円÷3分)
携帯電話から 33円(11円×3回)

携帯電話からの着信は、固定電話からの約10倍です。 いまは問い合わせの多くがスマホからなので、フリーダイヤルの通話料は「携帯電話から何分かかってきたか」でほぼ決まります。

しかも携帯電話からは20秒ごとに課金されるので、21秒の通話でも22円になります。


月にいくらかかる?100件の試算

条件をそろえて計算してみます(NTTドコモビジネス・一般の電話回線・税込)。

  • 月100件、1件あたり3分
  • 固定電話から60件、携帯電話から40件
項目 計算 金額
月額利用料(プラン1) 1番号 2,200円
固定電話からの通話料 9.35円×60件 561円
携帯電話からの通話料 3分=20秒×9回で99円 ×40件 3,960円
ユニバーサル・リレー料 1番号 約3円
合計 約6,724円/月

通話料4,521円のうち、約88%が携帯電話からの分です。 携帯電話からの割合が80%になると、同じ100件でも通話料は8,000円を超えます。

件数が10倍の月1,000件なら、通話料だけで4万5千円ほどになります。


フリーダイヤルの費用を抑える方法

1. 音声メニュー(IVR)を短くする

フリーダイヤルでは、お客様が音声メニューを聞いている時間も、受ける会社の通話料になります。

携帯電話からの着信で、案内が30秒あると、それだけで22円(20秒×2回)かかります。月1,000件なら22,000円です。案内は短く、メニューは少なくしましょう。くわしくは IVR(電話の自動音声応答)とは にまとめています。

2. 契約する回線を見直す

前の表のとおり、携帯電話からの1分あたりは、一般の電話回線なら33円、ドコモビジネスのIP電話回線なら17.6円です。同じ0120でも、受ける回線によって携帯からの単価が半分ほどになります。 インターネットの電話回線(クラウドPBXなど)で0120を受けられるサービスもあります。

3. 携帯電話からの着信を受けない設定にする

NTTドコモビジネスには、特定の種類の電話からの着信を断る「発信端末拒否」(月額無料)があります。NTT東日本のフリーアクセス・ひかりワイドでも、携帯電話からの着信を受けるかどうかを設定できます。

ただし、スマホしか持っていないお客様は電話できなくなります。 問い合わせを取りこぼさないことが目的なら、断るより「回線を見直す」「メニューを短くする」ほうが向いています。

4. そもそも0120が必要か考える

フリーダイヤルを置く理由は「お客様に通話料を気にせずかけてもらう」ことです。

  • 通販の注文、資料請求など、電話の数がそのまま売上になる窓口には向いています。
  • 既存のお客様からのサポートや、取引先からの連絡が中心なら、03・052・050などのふつうの番号でも困らないことが多いです。この場合、通話料はかけた人が払います。

NTT東日本の0800(フリーアクセス・ひかりワイド)

ひかり電話を使っている場合は、NTT東日本・西日本の「フリーアクセス・ひかりワイド」で0800番号を持つこともできます。NTT東日本の公式料金です(税込。出典:フリーアクセス・ひかりワイド)。

項目 金額
月額 1,100円/番号
固定電話から 8.8円/3分
携帯電話から 17.6円/1分
公衆電話から 22円/1分(県内)、33円/1分(県間)

NTT東日本は、2027年4月1日の利用分から料金を改定すると予告しています。申し込む前に公式ページで最新の金額を確認してください。


フリーダイヤルを取るまでの流れ

  1. 番号を選ぶ:NTTドコモビジネスのWeb申し込みでは、提示される10個の番号から選べます。
  2. 着信先の回線を決める:0120にかかってきた電話を、どの電話番号(回線)で受けるかを決めます。
  3. 申し込み:開通まで通常5営業日です。

注意点が2つあります。

  • 携帯電話に直接つなぐ契約はできません。 契約した固定の回線から、携帯電話へ転送する形になります(出典:フリーダイヤル よくある質問)。
  • 解約した番号は、あとから使えません。 番号はチラシや名刺に印刷するので、長く使う前提で選びましょう。

着信先にする03や050の番号の取り方は 会社の電話番号の取り方|050・03(0ABJ)・0120の違い にまとめています。


よくある質問

Q. フリーダイヤルに携帯電話からかけても無料ですか?

A. 無料です。かけた人には通話料がかかりません。そのかわり、受ける会社が携帯電話からの通話料を払います。NTTドコモビジネス(一般の電話回線)では11円/20秒です。

Q. フリーダイヤルの料金は1分いくらですか?

A. NTTドコモビジネス(一般の電話回線、税込)では、固定電話からが約3.1円/分、携帯電話からが33円/分です。携帯電話からのほうが約10倍高くなります。

Q. フリーダイヤルの月額料金はいくらですか?

A. NTTドコモビジネスでは、番号ごとに2,200円(プラン1)、または契約回線数ごとに1,100円(プラン2)です(税込)。このほかに受けた分の通話料がかかります。

Q. 0120と0800の違いは何ですか?

A. どちらもフリーダイヤル(着信課金)の番号です。かけた人が無料で、受ける会社が通話料を払うしくみは同じです。

Q. フリーダイヤルとナビダイヤルの違いは何ですか?

A. 通話料を払う人が逆です。フリーダイヤル(0120・0800)は受ける会社が払い、ナビダイヤル(0570)はかけた人が払います。ナビダイヤルは携帯電話のかけ放題の対象外です。

Q. フリーダイヤルを携帯電話で受けられますか?

A. NTTドコモビジネスのフリーダイヤルは、携帯電話に直接つなぐ契約はできません。契約した回線から携帯電話へ転送する形になります。インターネットの電話回線を使うクラウドPBXなら、パソコンやスマホのアプリで受けられるものもあります。


まとめ

  • フリーダイヤル(0120・0800)は、受ける会社が通話料を払うしくみ。かけた人は携帯からでも無料
  • NTTドコモビジネスでは、月額2,200円/番号+受けた分の通話料(税込)
  • 携帯電話からの着信は1分33円で、固定電話の約10倍。 通話料はほぼ携帯からの分で決まる
  • 月100件・3分・携帯4割で、月約6,700円(税込)
  • 費用を抑えるには、音声メニューを短くする・受ける回線を見直す。携帯からの着信を断ると、お客様を取りこぼす
  • 0120が要るのは「電話の数が売上になる窓口」。それ以外は03・052・050でも足りることが多い

0120をパソコンで受けて、音声メニューで振り分けたい場合は かけMAX インバウンド(準備中)をご覧ください。事務所の電話番号をどれにするか迷っている場合は クラウドPBXとは も参考になります。

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